世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」
世界遺産とは
世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在に引き継がれ、そして私たちが未来の世代に引き継いでいくべきかけがえのない宝物です。世界遺産を“人類共通の遺産”として保護・保全していくための国際的な協力体制を築くための国際条約です。
経緯
時期 | 内容 |
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2003(平成15)年5月 | 国の世界自然遺産候補地に関する検討会にて、琉球諸島、知床、 小笠原諸島とともに世界自然遺産の候補地として選定される |
2013(平成25)年12月 | 科学委員会を開催 奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島の4地域に候補地を絞り込む |
2016(平成28)年2月 |
科学委員会を開催 4地域併記の名称でユネスコ世界遺産センター暫定リスト提出 |
2016(平成28)年9月 |
やんばる国立公園(沖縄島北部を含む)の指定 |
2016(平成28)年11月 | ユネスコ世界遺産センターへ推薦書類暫定版を提出 |
2017(平成29)年2月 | ユネスコ世界遺産センターへ推薦書類正式版を提出 |
2017(平成29)年10月 | 国際自然保護連合(IUCN)による現地調査 |
2018(平成30)年5月 | 国際自然保護連盟(IUCN)による登録延期勧告 |
2018(平成30)年6月 | 国立公園に北部訓練場返還地を編入 |
2019(平成31)年2月 | ユネスコ世界遺産センターへ推薦書の再提出 |
2019(平成31)年10月 | 国際自然保護連合(IUCN)による現地調査(再) |
2020(令和2)年2月 | やんばる国立公園の公園区域の変更 |
2021(令和3)年5月 | 国際自然保護連合(IUCN)による評価結果の勧告 |
2021(令和3)年7月 | 世界自然遺産登録 |
登録された内容


日本の国土の0.1%に当たる東、国頭、大宜味の3村に、国内で確認されている鳥類の約半分、在来のカエルの4分の1がひしめくといわれています。
村内においては、ヤンバルクイナやノグチゲラ、イシカワガエルなど世界でもここにしか見ることのできない希少種が数多く生息しています。この生物の多様性が、世界自然遺産として認められました。
詳細は、下記サイトをご参照ください。
世界自然遺産登録決定 村長コメント
第44回世界遺産委員会において、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が世界自然遺産として登録が決定され、非常に大きな喜びを感じております。
これまで登録に向けて取り組んでいただきました国、県、及び関係機関に対しましては心から感謝申し上げます。
先人たちが守り、育んできたやんばるの森が世界に認められたことにより、今後、地域の活性化に大きく寄与するものと期待しております。
この豊かな自然環境を村民や県内外の方々に感じていただけるよう、適切な管理と環境の保全を推進し、次世代へ受け継いでいけるように取り組んでまいります。
令和3年7月27日
東村長 當山 全伸
このページに関するお問い合わせ先

企画観光課
〒905-1292 沖縄県国頭郡東村字平良804番地
電話番号:0980-43-2265
ファックス:0980-43-2457
更新日:2024年08月14日