名護税務署からのご案内

所得税の確定申告は、ご自身で計算し申告することとなっています。そのためには、収入金額や必要経費に関する事項について、取引の年月日や日々の売り上げ・仕入れの合計金額等を帳簿に記載し、取引に伴って発生した請求書や領収書等の書類を保存する必要があります。

また、消費税の課税事業者が、仕入れ等に係る税額の控除を受けるためには、帳簿と請求書等の両方の保存が必要になります。

令和5年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式として「インボイス制度」が始まります

「青色申告」は、日々の取引を所定の方法により記帳し、その帳簿に基づいて正しい申告をすることで、税金の面で有利な特典が受けられる制度です。
青色申告の主な特典は次の通りです。

1. 青色申告特別控除（55万円または10万円）
   e-taxによる申告（電子申告）または優良な電子帳簿保存を行うと、65万円の青色申告特別控除が受けられます。
2. 青色事業選従事者給与の必要経費算入
3. 純損失の繰り越しと繰り戻し

青色申告をするためには、青色申告をしようとする年の3月15日までに「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。

その年の1月16日以降、新たに開業した方は、開業の日から2か月以内に提出してください。

確定申告書等については、税務署へ提出する都度、マイナンバーの記載+本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。

青色申告承認申請書には、マイナンバーの記載は不要です。
詳しくは、国税庁ホームページをご覧ください。

税務署では、記帳の仕方や確定申告書の作成方法がわからない方のために、記帳指導（税理士等による）を実施しています。

詳しくは、税務署の個人課税部門へお問い合わせください。

名護税務署 個人課税部門
電話 0980-52-2700

自分に合った帳簿や、記帳方法についての指導を受けたい方、経営改善や事業拡大のための様々な情報を受けたい方、事業所得等に係る帳簿の記帳や決算・申告について、専門家による指導をお受けになりたい方に、指導機関をご案内します。
指導を希望される方は、各指導機関に直接ご連絡いただくか、名護税務署・個人課税部門にお尋ねください。

税理士は、税務に関する専門家として、税務代理、税務書類の作成、税務相談などの業務を行っています。これらの業務は、法律で税理士会に登録した税理士しか行うことができないことになっています。

住所 那覇市字小禄1831-1 沖縄産業支援センター7階
電話 098-859-6225

青色申告会は、青色申告制度の普及と誠実な記帳による適正な申告の推進を目的に、青色申告者を中心に組織された団体です。
会員に対する記帳指導や決算指導、研修会や会報誌による税知識の普及、また会員以外の方への青色申告の普及など幅広い活動を行っています。

住所 名護市城2-14-2 1階
電話 0980-53-3331

商工会は、商工業の総合的な改善発達を図り、併せて社会一般の福祉の増進に資することを目的として設立された法人で、小規模事業者に対する経営改善普及事業を中心とした各種の事業を行っています。

東村商工会
住所 東村字平良809-1
電話 0980-43-2931