子育て期の歯科事業

更新日:2025年06月13日

定期歯科検診とフッ素塗布

5月に乳幼児歯科相談を行い、10月と2月は個別歯科検診とフッ素塗布月間となります。
6月も含め、10月と2月には個別歯科検診とフッ素塗布の案内を対象者には事前にお知らせします。
各自で予約をとり、歯のチェックを受けましょう!

健診費用

無料

対象

1歳~高校3年生(村内在住)

実施医療機関

東村立歯科診療所    
休診日 第1・3土曜日、日曜日、祝祭日    
電話 0980-43-2744    

フッ素塗布で子どもの虫歯予防

虫歯予防に使用するフッ素とは、安全な化合物である【フッ化物】です。現在販売されているほとんどの歯磨剤にはフッ化物が添加されています。

歯科医師・歯科衛生士のもと、用法・用量を守って正しい使い方をすることで悪影響を及ぼすことはありません。

フッ素の役割

  1. 虫歯になりかけた初期の歯を元に戻す作用があります
    食事をすると酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出します。
    しかし通常の場合は、唾液が働いて溶け出した成分を元に戻します。この働きを再石灰化といいます。
    この歯の再石灰化を助けるのがフッ素です。唾液中のフッ素イオンが存在していると溶け出したカルシウムがより多くエナメル質に再吸収されます。フッ素は再石灰化を促進し、歯の修復を促します。
    これによりでき始めの初期虫歯を修復して、健康な歯を保ってくれます。
  2. 虫歯菌が出す酸の生成を抑制します
    フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。
    フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるため、酸により歯が溶かされることがなくなり、虫歯が予防することができます。
  3. 虫歯になりにくい、強い歯の質になります
    歯の石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついてフルオロアパタイトという、虫歯菌の酸に対して非常に強い構造になります。
    この働きによりミネラルが溶け出しにくく、虫歯になります。

フッ素を塗布するタイミング

フッ素は生えたばかりの歯に塗布するのが、最も効果的です。
乳歯でも永久歯でも生えてすぐの歯はフッ素を多く取り込みやすいので、この時期に塗布しておくとそれだけ丈夫な歯になります。
0~2歳は、上の前歯の歯と歯の間、歯のつけ根の部分、3歳以降は、奥歯の溝、奥歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいです。下の乳歯が生え始めたら定期的に歯医者に通うようにして、上下前歯が生えてきたらフッ素塗布しましょう。

このページに関するお問い合わせ先 CONTACT

福祉保健課
〒905-1292 沖縄県国頭郡東村字平良804番地

電話番号:0980-43-2202
ファックス:0980-43-3050