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移住者インタビュー福島敬之さん

更新日:2022年05月23日

移住者福島さん

東村に移住して10年目になる、パイン農家の福島敬之さん。いろいろ聞いてみました!

1. 沖縄に移住したきっかけはなんですか?

奥さんの実家が東村でパイン農家を営んでおり、お義父さんには県外にいるときから農家にならないかと進められていました。実家から送られてくるパインがとてもおいしく、フィリピン産のパインと同じように日本でもこんなにおいしいパインがつくれるのかと感動したのを覚えています。

また、なんとなく農業は楽なイメージがあったこと、自身の親が亡くなったきっかけもあり2013年3月に東村に移住しました。

移住してすぐお父さんの農業を休みなく手伝い、初めて休んだのは沖縄のしーみーの時期です。その時初めて沖縄の文化にも触れました。

2. 仕事面での変化はありますか?

以前の仕事は造船関係をしており、朝9時から夕方6時(プラス残業3時間ほど)の勤務でした。それに加え通勤時間は往復3時間もかかっていました。

現在のパイン農業は日の出から日没まで作業(仕事)をしているため、前とは特に勤務時間は変わらないようなイメージです。

ですが、農業はノルマがなく、上司もいない。自分で自由に仕事ができ頑張った分が返ってきます。以前の仕事と比べて楽しく仕事ができています。夏は体力勝負なので熱中症にならないように気を付けながら作業をしています。

3. 実際に暮らしてみて、どうですか?

移住当初はネット環境があまり整備されていなく、不便に感じていました。現在はネット(ひかり)環境が整備されてきており、その不満は解消されています。

ただ、当時東村に来て失敗したな~と感じたことがあって、スーツをキャリーケースに入れたままにしていたら、カビが生えていました。沖縄は湿気が本当に多いですね。

4. 東村はどんな印象ですか?

東村は、地元広島に比べ地域行事、特に自分自身が参加できるイベントや地域交流が多く、いろんな人と関わる機会が設けられていますね。私が住んでいる宮城区はまとまりがあり、団結力が強いイメージです。

5. 移住を検討している方へメッセージ

私は奥さんが東村出身だったこと、農業をしているお義父さんがいたからまだよかったけれど、それでも農業は初期投資がかなりかかります。農業をしたくて移住するのであれば、下調べをきちんとして、計画を立てて移住するべきです。

それと、自信があるなら、自営業が東村ではおすすめではないでしょうか。

東村の場合、農業や飲食店を経営し、自分が頑張ればその分返ってきます。沖縄県は賃金が県外に比べ低いので自営業のほうが稼げる可能性があります。

また、沖縄県がこんなにも車社会だと思わなかったため、驚きました。

特に東村は車がないと生活ができないので、免許を持っていない場合は取得してから移住することをおすすめします。

福島さん畑

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